レゴロボ「ブラックルビー」と制作過程。
実はレゴをまともにやりはじめて1年以上経つ。レゴに投資しはじめたのはまさに去年の今頃からだった。
そろそろ「リアル系のロボットマジで作りたいなぁ」と思いながら過ごすこと数ヶ月。
漫然とミクセル大量買いでそれっぽいレゴロボをつくるものの「違うこうじゃない」感が半端なくどうしようもなかった。
「もっとこう…リアルな、メカメカしいのがええんや…!」
そう思うものの立ちはだかるのは仕分けられずに箱にぶち込まれたブロックの山。
「まっっったくやる気にならねぇ…」
作ろう!と思っても細かいブロックを見つけ出すのも一苦労。組むより探すのに時間かかるのに辟易していた。
それにこういうモノを作るという行為はひらめきが大事だと僕は思う。
探すのに手間取って時間を無駄にしている場合ではないのだ。
僕は時間の無駄を非常に嫌うタイプの人間なのでできる限りその無駄を削減したい。ではどうするか?
「仕分けを…しよう!」
部屋中にばらまかれるレゴの山。間違って踏むと痛い。近くのスーパーでジップロックの袋を大量購入し、あまりのブロックの多さにめげそうになるものの細かいよく使うタイプは仕分けられることに成功する。
やっとの思いでブロックの在庫などを把握出来たのでついにリアル系ロボを作ろうとこころみる。
しかしイマイチセンスの無い自分にはノープランで作るのは無理。自分のイマジネーションに限界があるから1度がむしゃらに作るのではなく、整理して考えようとしたのだ。
そこで僕は1つの記事を思い出した。
Mokoさんのブログ レゴ道
レゴロボ「Cougar」完成しました。http://blog.livedoor.jp/legolego05/archives/52773332.html
レゴしてない人でもレゴでエヴァンゲリオンやガオガイガー、マイトガインを作った人とかで通じてしまうほどのとてつもない発想力とビルド力のある人。
この記事の中で素体の写真を挙げてくれていた。
「あれ、よくよく見てたらこれもしかしたらワンチャンつくれるんじゃね?」
素体は使いまわすことができ、フレームを変えることで全く別の方向性のレゴロボを作ることが可能という話。実際Mokoさんも同じ素体を使い3体違うレゴロボを作成していた。
これを足がかりとして色々作ってみたいと思い画像をにらめっこしながら組んだ。
で、できたのがこれ。色は後で調整するとして、とりあえずあるだけのブロックで再現した。どう接続されているのかわからなかったところは適当にそれっぽく補った。
なんと最近このレゴロボの作り方はPlusL http://www.hanzo.jp.net/plusl/というアプリの中で600円で購入ができるようになったため、僕みたいに頑張ってにらめっこして再現する必要はもはや無い。興味のある方はぜひ買ってみてつくってみよう。
ブロック代は…がんばれ!(他人事)
そして参考にしつつも自分なりのオリジナリティを出すべく黒を基調として、クリアレッドを部分的に入れていこうと思い組み立てに着手。
そしてできたのがこれ。全然黒ブロック足りねぇ!でも外観は完成したのでブリッカーズで残りブロック+アルファ購入。しめて16000円!高い買いもんだなぁ!おい!
そして色替え、フレームをつけて完成したのがこちら。
おおおお!やっと形になった!色を統一するとやっぱりカッコいいな!・:*+.*1/.:+
名前は「ブラックルビー」とした。
黒の装甲と部分部分に使われたクリアレッドから。
遠距離からの攻撃と制圧を得意とする。
積載量と反動を耐えるための頑丈な機体。
夜の闇に隠れてスナイプするための黒塗り。ミラージュ機能も搭載。
ヘッドは遠距離をスナイプするためにレーダーとCPU搭載。なのでヘッドセットが巨大化。
重いのであまり素早い動きはできない。
という設定。
ライフル作ってみたけどめっちゃ重いみたいでへたれるので台は必須。もうちょい武器のディテール凝りたい。
後ろ。後ろのディテールも改造したい。
ミサイルポッド展開。準中距離弾道ミサイルで周囲を吹き飛ばします。
メインウェポンである荷電粒子砲。ひざまずいて構えてアウトレンジから必殺の一撃を放ちます。
コックピット開閉。実はマジで乗ってるだけなので中身もこだわっていきたい。
今後の課題はコックピットの中身、作り方、武器の作り方、ディテールと言ったところ。重火器作りたいです。
色々と課題は残ったもののはじめのとっかかりとして参考にしながらつくったのは正解だった。
「上手くなりたければ誰かの真似をしろ」とよく言われるけれど、それを身をもって改めて体感することができた。
特に説明書ではなく、既に組まれているなかから逆算して、どう組まれているかを推察してながら組んだのでかなり勉強になった。
このブラックルビーをきっかけにレゴロボ作りが一気に捗った。
これ以外にすでに4体作成したので、また紹介していきます。
*1: °ω°